よもやま話 Eat Butter
よもやま話 Eat Butter
先日ジムのコーチと話をしていまして、「脂質を取り過ぎないように」という話があり、あれっ?と思ったのです。
最近栄養学方面では、Time誌(2014/6/17)に掲載された「Eat Butter」という記事をきっかけにパラダイムシフトが起きており、脂質=食べたら駄目から脂質=食べたほうが良い、に変わっているからです。
Timeの内容はひとことで言うと、低脂肪にこだわり過ぎて空腹感が増し、代わりに糖質をとってしまうことで逆に肥満や糖尿病のリスクが上がるという話です。
確かにアメリカに行ってスーパーなどを見て回るとLow Fatを売りにした商品が多く気をつけている様子なのですが、歩いているお客さんはFatな人が多く、なんでやねんという感じがしていたわけです。
調べてみると、脂質には体内で生成できない必須脂肪酸が含まれていて、不足すると皮膚炎とか悪影響があるとのこと。一方、過剰に取ると、エネルギーが消費されずに体内に脂肪として残って肥満になるということです。コーチの言うように取りすぎは駄目ということですね。要するに、過不足無くバランス良くが大事という当たり前の話ではあります。
ちなみに脂質が多い食品は、牛肉、フォアグラ、マーガリンなどで卵は脂質が少ないようです。
ところでバターよりもヘルシーなイメージだったマーガリンも最近はすっかり悪役になっているようです。マーガリンはもともとバターの代用品として人工的に作られたもので、トランス脂肪酸というものが含まれているそうです。これががんとか皮膚炎とかの発症と関係しているというのです。(参考:バターとマーガリンどっちを選ぶべき? - マイクロダイエットネット(microdiet.net) - )
マーガリン以外にもお菓子類の原料で使われているショートニングにもトランス脂肪酸が多いということで要注意ということです。うーん・・・食べるものが無くなってしまいますね。結局なるべく自然なものを食べるのが良さそうです。
脂質は大事、でもマーガリンよりはバターから取ったほうが良いよというお話でした。
読書 王様の速読術
読書 王様の速読術
王様の速読術: 本は優秀な「家来」。だが、謁見時間は30分じゃ! (知的生きかた文庫)
- 作者: 斉藤英治
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/05/22
- メディア: 文庫
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ここ最近読書量がぐっと増えてきました。もともと月に1-2冊という感じでしたが、最近は5-6冊でしょうか。読書が趣味というには程遠いですが、それでも増えたことは増えまして、多くの方が言うように、読書の費用対効果の高さを実感している次第です。
読書量が増えた理由はいくつかありますが、ひとつの理由はKindleで読み始めたこと、もうひとつは速読術についてすこし勉強したことです。
KindleはUnlimitedのサービスもありますが、自分はいまのところ入っていません。Unlimitedは確かに魅力的なのですが、見ていてあまり読みたいと思う本がありません。それに一時に10冊までしか持てないので、ちょっと不自由な感じもします。なんとなく有料の図書館という風情です。乱読するには向いていると思いますが、いまのところ申し込んでいないです。
それよりは、日替りのセールスでよく買います。こちらは本当にお得なことが多く、紙の本を中古で買うよりも安かったりします。
Kindleは普段はサイズ的にちょうど良いiPad Miniで読むのですが、Amazon Fireも持っていまして、こちらはセールで数千円で買ったものなので、気兼ねなくお風呂に持ち込んで読んでいます。いわゆるKindle浴です。
Kindleで読み始めたことで、非常に手軽に好きな本を多読できるようになりました。外でも家でもライブラリをもって歩くようなものでとても便利です。つん読も増えましたが、一度に数冊の本を併読しているような状況です。
もうひとつの理由の速読術ですが、いくつか速読術関係の本を読みまして、自分としては「王様の速読術」が一番おすすめです。
速読術というと次のようなタイプに分かれるようです。
最初のふたつは超人技で、とても自分には無理です。実際に練習して成功している人も多いので、うそではないと思うのですが、自分には向いていません。やろうとしても疲れてしまって、肝心の読書が嫌いになる恐れがあります。
3つ目のパレートの法則タイプが「王様の速読術」でも紹介されているものかと思います。要するに2割の重要な部分を読んで内容の8割を理解できればそれで良いよ、という考え方です。
自分の場合読む本の分野はビジネス書や自己啓発系が多いですので、このパレートの法則タイプが一番しっくりきます。実際、このような読み方で十分消化することができます。特殊な練習も必要ないですし。
同じパレートの法則タイプですが、「読書の技法」という本もためになりました。速読と熟読を組み合わせて使い分けるやり方、ノートのとり方、など筆者のやり方が紹介されていて私もいくつか真似しています。
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
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速読に限らず、読書をしたらノートをとっておく、というのも多くの方が言われています。内容とか、自分が思ったこと、取り組んでみたいことなどをメモっておく感じです。これも100%ではないですが、自分のなかで習慣化しています。確かに時間が経ってから読み返してみたりすると別の気づきがあったりして、有益ですよ。ちょっと面倒くさいですけどね。
税務会計 国外送金とマイナンバー
米国にある証券口座から日本の銀行(新生銀行)へ送金したところ、マイナンバーを提出してくださいという旨の手紙が届き、なんじゃこれ?となったわけです。
調べてみると、「内国税の適正な課税の確保を図るための国外送金等に係る調書の提出等に関する法律」を根拠として銀行は従来から国外送金等の支払調書を税務署に提出しており、その調書の形式がマイナンバーの導入で変わってマイナンバーを記載することが必要になったため、と分かりました。
海外からの送金の受取(被仕向送金という)もこの国外送金等に含まれて、マイナンバー提出の対象となったわけです。法人税や所得税をもれなく捕捉するためには確かに必要な話です。
銀行口座とマイナンバーとの紐付けは平成30年からですが、この話とは関係なく国外送金があれば、調書を作る必要から銀行にマイナンバーを提出しなければならない、ということになっているようです。
ただマイナンバーの要不要については、なぜか銀行によって対応が異なっているようで、不思議ではあります。
また、投資信託とか証券取引もこのマイナンバー提出の対象になっているようで、マイナンバーを求めてきた証券会社もあります。が、求めてこない証券会社もあります。これも不思議な感じです。
こちらとしては、当面は求められたら出す、という対応になるでしょうか。マイナンバーは特定個人情報で扱いがセンシティブですので、銀行や証券会社も管理が大変だろうなと思う次第です。
税務会計 贈与税マイナンバーの影響
税務会計 贈与税マイナンバーの影響
国税庁が公表した相続税・贈与税に関するFAQをベースにその他の情報も含めてポイントを確認します。
■ 平成28年中の贈与申告からマイナンバーの記載が必要
平成28年中に贈与があった場合、29年の2月1日から3月15日までに贈与税の申告を行う。このとき申告書に申告者(贈与を受けた人)のマイナンバーを記載する。贈与者のマイナンバーの記載は不要。本人確認書類(マイナンバーカードや通知カードのコピー)も添付して提出する必要がある。
■ マイナンバーを申告書に記載しないとどうなる
マイナンバーの記載は任意ではなく義務。記載していないと申告できない。
■ マイナンバーを記載するとどうなる
贈与税の制度そのものに変更は無い。税額も同じ。まだマイナンバーと銀行口座の紐付けがされていないので、税務署から見て完全な裏取りはできない?銀行口座との紐付けは平成30年から任意、33年から義務化の予定(まだ決まっていない)。
■ 相続税対策としての持分贈与
110万円の贈与税非課税枠を使って、不動産を持分を少しずつ贈与するという考え方がある。この場合、贈与税が非課税のまま、相続時の不動産の課税価格を減らせるメリットがある。また不動産から得られる収益も移転できるメリットもある。デメリットは、毎年110万円ずつのため、長期的な対策となり、すぐには対応出来ない点がある。また、贈与登記の登録免許税(2%)は相続登記(0.4%)よりも高く、贈与では不動産取得税もかかるという点もある(相続では不動産取得税はかからない)。トータルコストでの評価が必要となる。
■ 不動産の贈与税評価額
土地は路線価で評価する。路線価が無い土地は倍率方式にて評価。路線価は公示価格(実勢価格の9割程度)の8割程度となる。建物は固定資産税評価額で評価する。おおよそ新築時の5~7割程度。
■ マイナンバーと不動産収益
マイナンバーと銀行口座が紐づくと、不動産収益の入金は税務署に筒抜けとなる可能性が。所得税において必ず不動産所得の申告が必要となる。
スケジュール 私の公開予定表
スケジュール 私の公開予定表
テスト中
よもやま話 今年の宅建試験
よもやま話 今年の宅建試験
10月16日(日)に平成28年宅建士試験を受験してきました。今年は難易度が低かったようですが、TACさんの回答速報をもとに自己採点したところ、41点でした。
合格ラインは35点くらいということなので、なんとか合格できたのかなと思っています。11月30日の合格発表まで分かりませんが・・・
昨年は始めての受験で27点(合格点は31点)で残念だったので、今年はうまくいって良かったです。直前期に市販の模擬試験問題で30点後半が出ていたので、もしかしたらと思っていましたが、最後の1-2ヶ月で点数が伸びて安定したようです。
今年2回目の受験で使った教材はLECさんのテキスト
2016年版出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係 (出る順宅建士シリーズ)
- 作者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所宅建士試験部
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
- 発売日: 2015/12/10
- メディア: 単行本
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と過去問題集です。
2016年版出る順宅建士 ウォーク問 過去問題集 1 権利関係 (出る順宅建士シリーズ)
- 作者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所宅建士試験部
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
- 発売日: 2015/12/10
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スクールなどには通わず独学しました。
今年どういう方法で勉強したかはまた近いうちにメモしたいと思っています。