二つ目の備忘録

会計税務、読書、旅行など

士業開業のコストまとめ

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士業開業のコストとその後のランニングコストはどうなっているのか?ふと疑問に思い、埼玉県の場合について、各団体の公式ページから現在(平成29年)の費用を収集しました。

 

税理士については各税理士会、各支部で会費が異なるようですが、公式サイトに表示されていない(ように見える)ため、他のブログ等を参考にした数字です。



税理士

登録時

登録手数料 50,000円

登録免許税 60,000円

 

ランニングコスト

税理士会費 7~8万円(年額。公式サイトに表示なし)

支部会費 3~6万円(年額。公式サイトに表示なし)

政治連盟会費 5,000円程度(年額。公式サイトに表示なし。任意加入)



宅建

登録時

登録申請手数料 37,000円(収入証紙)

宅建士証の)交付申請手数料 4,500円(収入証紙)

 

ランニングコスト

法定講習費 16,500円(5年に一度)

会費は無い

 

宅建業を開業する場合

保証協会入会金 約1,480,000円

保証協会年会費 約738,000円



行政書士

登録時

登録手数料 25,000円

登録免許税 30,000円(収入印紙

入会金(行政書士会の) 200,000円

 

ランニングコスト

会費(行政書士会の)半期30,000円(年額60,000円)

政治連盟会費 年額6,000円(任意加入)






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消費税関連で税務署に提出が必要な届出書がややこしいので忘備のため整理してみた

 

消費税関連で税務署に提出が必要な届出書(参照は国税庁ホームページ。2017年2月)

 

状況

何をいつまでに

注意

免税事業者だが、前期の課税売上高が1000万円越えた

「課税事業者届出書(基準期間用)」を速やかに提出

翌期は課税事業者となる。

免税事業者だが、当期の最初の6ヶ月間の課税売上高が1000万円越えた

「課税事業者届出書(特定期間用)」を速やかに提出

翌期は課税事業者となる。特定期間には他にも定義あり

課税事業者だが、前期の課税売上高が1000万円以下だった

「消費税の納税事業者でなくなった旨の届出書」を速やかに提出

翌期は免税事業者となる

免税事業者だが課税事業者になりたい。預った消費税より支払った消費税が多い見込みのため、仕入税額控除の適用を受けたいから

「課税事業者選択届出書」をその課税期間の初日の前日までに提出

後出しはできない。必ず事前に出す。通常は課税事業者を選択した期から2期(年)は課税事業者となる

本来免税事業者で「課税事業者選択届出書」で課税事業者になっているが、これをやめたい

「課税事業者選択不適用届出書」をその課税期間の初日の前日までに提出

後出しはできない。必ず事前に出す。通常は課税事業者を選択した期から2期(年)は免税事業者に戻れない。簡易課税を選択している場合は不適用届出書(下記)も合わせて提出すること

課税事業者だが、原則課税ではなく簡易課税の適用を受けたい。簡易課税の方が消費税額を小さくできるから

簡易課税制度選択届出書」を適用を受けようとする課税期間の初日の前日まで(事業を開始した日の属する課税期間である場合には、その課税期間中)

基準期間の課税売上高が5000万円を超えたら簡易課税は適用できない。通常は選択した期から2期(年)は原則課税に戻れない

簡易課税の適用を受けてきたが原則課税に戻したい。高額な固定資産の購入予定があり仕入税額控除を多く受けたいから

簡易課税制度選択不適用届出書」を適用をやめようとする課税期間の初日の前日まで

通常は選択した期から2期(年)は原則課税に戻れない

今まで全額控除だったのに、たまたま土地を譲渡したので非課税売上が増えてしまい課税売上割合が下がってしまう。

「課税売上割合に準ずる割合の適用承認申請書」をその適用をうける課税期間の末日までに提出して承認を受ける(届出ではない)

「準ずる割合」は共通対応の計算で使うのみ。全額控除かどうかの判定基準(95%)では使えない

免税事業者だが、来期たまたま高額な資産の購入を予定しているので課税事業者になって仕入税額控除を受けたい

「課税事業者選択届出書」をその課税期間の初日の前日までに提出

調整対象固定資産(特定高額資産)の場合、その仕入を行った課税期間の初日から3年間は免税事業者に戻れない(簡易課税も適用できない)ので注意



 

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FP協会のFP2級試験に(たぶん)合格しました

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1月22日のFP2級試験のうち実技試験を受験してきまして、LECさんの採点サービスに入力してみたところ、93点で無事合格と出ました。いあーほっとした。

学科試験は昨年の5月の試験で合格していたので、今回は免除でした。名前書き忘れとか無い限りたぶんこのまま完全合格となりそうです。5月のときに書いた記事は下記のとおり。

 

cinqplans.hatenablog.com

 

今回も同じテキスト・問題集を使いました。ちょっと古かったのですが15-16年版のまま使いました。これにプラスして最新の内容を知るためにTAC出版の直前予想模試(2017年1月目標)を買って練習しました。あとはFP協会のサイトから過去問をダウンロードして解きました。

勉強時間が不足してちょっと仕上がりが悪い感じがしていましたが、何とかなって良かったです。発表日を待ちたいと思います。

 

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宅建士試験の合格体験記をKindleで発売しました

 

 

今年(平成28年)の宅建士試験に合格したということで、忘れないうちに合格体験記を書きまして、「実践!宅建士試験」としてKindleより発売しました!

 

Kindle本を出すのは2冊目ですが、全部自分で準備しましたので結構手間がかかりましたが、ようやっと出せました。業者とかに頼めば代行してくれるようですが、勉強も兼ねて自分で体験してみたかったということもあります。

 

本のお値段は300円です。安いっ!さっと読めますのでお正月休みに是非。

 

ここに書かれている方法を参考にして頂ければ、これから来年以降の宅建士合格を目指す方のお役に立てるかと思います。

 

それにしてもKindleってすごいです。自分みたいな素人でもいちおう本が出版できてしまうという。一昔前では考えられない話です。

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少数の年賀状の作成は郵便局の「郵便年賀.jp」が便利

 

 

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 2016年もあとわずか。あっという間に12月になり、この時期にいつも慌てるのが年賀状の作成です。

 

私の場合は学生時代の同級生や同期入社など年賀状フレンドが数名おり、普段会う事は無いのですが、年賀状を年に一度交換してお互いの無事を確認しているような感じになっています。

 

とはいえ人数が10人にも満たない程度のため、業者に印刷をお願いするとちょっと高くついてしまい、2000円くらいは払ってきました。かといって、自筆で書くと自分も読めないくらい悪筆ですし、「筆まめ」とかのソフトで作ってプリンターで出すにしても正直面倒ですし、印刷ミスとかやったりして効率も悪いです。

 

そんなずぼらな私にぴったりのサービスを見つけました。日本郵便が運営している「郵便年賀.jp」です。

http://yubin-nenga.jp/

 

郵便局が運営している印刷屋さんという感じで、こちらの中にある「はがきデザインキット2017」がとても便利でおすすめです。

 

何がうれしいかというと、

  • 年賀状のデザインテンプレートがたくさん登録されていて好きなものを選べる
  • 文字をテキストで自由に追加できる。あいさつ文や自分の名前・住所・メールアドレスなど自由に記載して配置できる。他業者のサービスですとあいさつは定型文を選ぶ形だったりしますが、自分の言葉で作る事ができます
  • 郵便局側で、印刷から投函までやってくれる。こちらで年賀状を受け取り、ポストに投函する必要がありません
  • 送り先の住所を登録できる。他のツールで住所録を持っている場合は、CSV形式のファイルなどを通じてインポートできる。自分の場合は送り先が6人しかいないので、手入力しました
  • 安い。印刷から投函までのサービス代、はがき代込みで6枚780円(税込)!なお支払いはクレジットカードで出来ます

 

デメリットはあまりありませんが、思いつく範囲では

  • すべてネット上なので、実物の仕上がりが確認できない。1枚自分に送るしかありません
  • 相手別のひとことコメントを付けたくてもできない。みな同じ内容の年賀状になります
  • 海外の友人へは送れない。あくまで日本国内のみの対応のようです。まあこれは仕方ない話です

 

最近だんだん年賀状をやりとりする習慣もなくなってきたようですが、それゆえに少数の年賀状をどうするかが悩みの種と思います。「郵便年賀.jp」はそんなニーズに応えるすばらしいサービスだと思いました。

 

 

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よもやま話 2016年宅建試験 合格しました

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今日11月30日は2016年宅建試験の合格発表日。

どきどきしながら午前9:30の発表を見てみました。

 

いやー、受かっていました!

2年目の受験にして合格できました!

 

私は自己採点で41点、合格基準は35点以上だったようです。

 

いまどうやって受験勉強したかをまとめた「実践!宅建士試験」の原稿を書いています。出来上がりましたら、Amazon Kindleより提供させて頂く予定です。

 

今年残念だった方、これから挑戦する方の一助になれば幸いと思っています。

 

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読書 がんを自分で治したい人のセルフケア実践ノート

がんを自分で治したい人のセルフケア実践ノート

がんを自分で治したい人のセルフケア実践ノート

 

 自分が読んだがん関係の本では一番実践的で役に立つ。まさにタイトルのとおりの内容です。精神論的な話ではなく、具体的にやるべき事が詰まっている。備忘のため、チェック項目を書き出しておきます。

 

実践項目

現状と反省

正しい姿勢・生活パターンで暮らす

○ 腰痛を防ぐ意味でもなるべく背筋を伸ばす姿勢に気をつけているがたまに崩れている。特にパソコン操作時など注意が必要。起床・就寝は大体同じ時間10時台に寝て6時台に起床。朝日を浴びるは散歩時に出来ている。寝る前3時間は食べない、が週に3回くらいアウト

正しい呼吸法

○ 朝の散歩時、ジムでのウォーキング時に実践。ゆっくり吸ってその倍の時間で吐く感じ。運動時以外での実践はいまいち。もっとやったほうが良いかも

加工食品等はできるだけ食べない

◎ 妻の協力のおかげでかなり出来ている。自分でコンビニとかで買ってきて食べるものに「~剤」やカタカナ成分が入っていることがあり注意が必要

1日2食は玄米食にする

× そもそも糖質制限のため米を食べる機会が減っている。もう少し玄米を食べる機会を増やしたほうが良いが、糖質制限と玄米食のバランスについて要検討。ミネラルを増やす工夫が必要

効果的な減塩に取り組む ◎ これも妻のおかけで出来ていると思う。外食の場合に要注意
ジュース・すりおろしで新鮮な生の野菜と果物を十分に摂る ○ にんじんジュース2-3日で750ml、アサイージュース4-5日で750ml、黒にんにく毎日1片のペースで摂っている。にんじんジュースのペースをもう少しUpして1-2日で750ml飲むくらいにする。にんじんジュースに添加する植物ミネラルについて調査する
GI値が低い食材を満遍なく食べる ○ 家ではOKだが、外食時に必ずしも徹底していない。うどんよりそばを食べる。パン・パスタは全粒紛で。ゴマ・くるみを増やす。とうもろこし・イモ類要注意。
体に良いたんぱく質と油のみを摂る ○ 家ではOK。油はオリーブ油のみ、牛乳は豆乳に変更済み。マーガリンとショートニングを避ける事を再度徹底する
腸管免疫の強化に取り組む ○ 毎朝R-1ヨーグルトを続けている。善玉菌の補給についてはサントリーのプロディアを要検討。善玉菌の餌についてはプルーンを要検討
体を温める生活習慣、体を動かす生活習慣をつける ○ 朝の散歩、ジムの運動は継続中。朝の低体温が要注意。冬の間体温が下がらない工夫を考える。ストレッチを増やす
自分のストレス気質を理解し自己管理する ○ ~できれば十分だ、~してもらえるだけで有難い、の感覚を保つ
先進医療なども検討する × 未実施。フコイダンについて検討する

 

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