二つ目の備忘録

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宅建の登録実務講習を受講してきた

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昨年(平成28年)の宅建士試験に合格したということで、登録実務講習を受講してきました。

 

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2日間の講義を受けて最後に試験にパスすれば、2年分の実務経験とみなす、というありがたい制度です。実際の実務経験の代わりになるはずがない訳ですが、せっかく制度としてあるので、利用させてもらいました。

 

2日間で2万円のコースでしたが、出身大学のOB会割引で1.6万円に。4千円のお得でした。けっこううれしいです。ふだん大学出て良かったということもありませんが、こういう時だけ良かったと思うことがあります。

 

講義は退屈であくびの連発かと思いきや、講師の方が実務の話しを多くしてくださり、とても面白かったのです。ベテランの不動産屋さんなので、数々の成功も失敗もしておられ、リアルな話が聞けて良かった。十分に新規参入者をびびらせる内容でした。

 

お話の中で「持ち家か?賃貸か?」どちらが良いのか?という話があり、ちょっと気になったのです。結局ひとそれぞれのライフスタイルなので、どちらとも言えないというオチなのですが、賃貸が良いという理由のひとつにそちらの方が経済的だから、という話がありました。

 

ここで「ん?」と思ったわけです。なぜなら、賃料を払うくらいなら住宅ローン払った方が最終的に自分の資産になるから良い、と思っていたので。ですが、ローンの利息を考えると結局同程度の物件を賃貸した場合の賃料を大きく上回るキャッシュアウトとなる可能性があるのです。

 

ネット上に住宅ローンシュミレーションがたくさんあるので、試してみると例えば3000万円を30年ローンで金利1.7%で借りた場合、返済総額は38,318,040円であり、800万円以上も利息を払うことになるのです。3000万円に対して800万円ですから結構でかいです。

 

だったらその分でもっと良い物件を借りるとか、投資運用するとか、老後に備えるとか他にやりようがあるのではないか?ということになります。まあ一理ありますね。

 

自分の場合は7年前に住宅ローンを組んでいる訳ですが、10年間の住宅ローン控除が終了したら、さっさと繰り上げ返済して支払利息を圧縮したいなーと思っています。いくら低金利でも結構な金額になると痛感した次第です。

 

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