申請取次行政書士という仕事について調べてみた
私の場合英語がまずまず出来まして、ビジネス英会話くらいならあまり問題が無い状態です。それで、「税理士資格」と「英語力」の組み合わせで出来そうな仕事はないか?と考えまして考えてみましたが、
ということで、なかなか自分のニーズ(副業的にたまに出来る仕事。ずうずうしいですが・・)には合わないようです。そんな折、ふと「申請取次行政書士」なる仕事が目に留まったのです。
申請取次行政書士とは外国人のビザ申請や在留許可などの手続きを取り次いで入国管理局に行う行政書士のことです。顧客(外国人)は申請取次行政書士に依頼すると原則として自分で書類をそろえたり出頭したりする手間が省けて便利、お役所から見ると効率が良くなって混雑も緩和されて助かる、というものです。
税理士資格をとると試験を通らなくても「行政書士」の登録ができるようになるので、これはアリかなと。ただし、もちろん登録となると初期費用とランニングコストがかかります。(下記の記事を参照ください)
費用面をクリアできるとして、申請取次行政書士になるためにどんな手続きが必要かというと、以下のとおり。
- 行政書士の登録をする
- 日本行政書士会連合会が主催する「申請取次事務研修会」に参加する(費用3万円 平成28年)
- 研修の最後に”効果測定”なる試験をパスする
- 地方入国管理局長に申請
- 申請取次行政書士となる
昨今のインバウンド関連業務として研修会の参加者も多いようです。
報酬はビザの内容やサービスの内容で異なりますが、1件5万円から15万円くらいのところが多いようです。ネットでの集客はすでにかなり過密な競争状態という感じですね。ただ、見逃しているだけかもしれませんが、あまり英語で集客している例が見当たりませんでした。もっとも最近は中国人とかベトナム人とか英語が関係ない方が多いのかもしれません。